神経内科の役割
神経内科は脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を診察します。
最近もの忘れしやすくなったと訴える患者さん、又は家族からみて、どうも、忘れ物が目立ったり、おかしな行動がみられる患者さんに対して、神経内科の先生が診察し、専門的な認知症の検査をします。
まずは知的な機能検査をして認知症がどの位の程度かを判断し、その後CT,MRI などの画像検査をし、脳に萎縮(ちじむ)があるか、脳梗塞があるのかチェックします。
主に診察する代表的な疾患はアルツハイマー型認知症と脳血管障害が原因で起こる認知症です。
また認知症の中には、内科的、外科的治療により元にもどりうる治療可能な認知症があります。
これらの疾患の診察、検査を行ったあとに、アルツハイマー型認知症の軽度から中等度の患者さんに対してはドネペジルというお薬を投与します。
その他の疾患に対しても、それぞれ適応となる薬剤を投与し、生活の質(QOL)の改善に努めます。
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